私たちの体にはすみずみにまで血管があり、常に血液がその中を循環しています。血管の太さは全身どの部分も同じというわけではなく、部分によって大きく異なります。
血液を全身に送る血管でもっとも太いのは大動脈です。大動脈の太さは直径2~3センチメートルほどで、大動脈から動脈、細動脈、毛細血管へと枝分かれしてゆくにつれしだいに細くなっていきます。
毛細血管となる直前の細動脈では、直径50マイクロメートルにまで細くなります。動脈の壁は内膜、中膜、外膜の3層からなっており、大動脈などの太い動脈では弾力線維に富んでおり、流れる血液の圧力に耐える力があります。
毛細血管では、太さは赤血球の大きさとほぼ変わらなくなります。赤血球は変形しやすいため、この中を通り抜けることができるのです。
