ウコギは山形県米沢市やその周辺で主に見かけることができる、薬用効果のある植物です。
米沢でウコギが栽培されるようになったのは、上杉家の移封にともなって米沢の城下町を整備した直江兼続によるものとされています。
直江兼続のあと、米沢藩の九代藩主となった上杉鷹山(1751~1822)の時代になると飢饉が多くなり、その救荒食品として植栽が奨励されたという話も残っています。
鷹山公の時代に発行された本にはウコギの記載があり、「ウコギ 気味辛温無毒、葉を用ゆなり、いずれも差合なし」「ウコギの根常ならざるかてにあたるときは、ウコギのねを生ならハ五勺ほど水三盃いれせんし半分につめのむべし」と葉と根に分けて記載がされています。
